アコムの借金は完済後・返済中どちらでも過払い金請求できる

アコムの借金は完済後・返済中どちらでも過払い金請求できる

過払い金請求は、アコムの借金を完済していても、返済中でもおこなうこができます。しかし、借金を完済後に過払い金請求をおこなう場合と返済中におこなう場合では、メリットやデメリットが異なるので注意が必要です。

このページでは、それぞれの状況で過払い金請求をする場合に得られるメリットや、注意すべきデメリットを解説しています。

まずはアコムの過払い金が発生しているかチェック

アコムは、かつてテレビCMなどで知られていた消費者金融の大手です。2004年の貸付総額は1兆6,000億円にものぼり貸付総額が大きい分、多くの債務者に過払い金が発生している可能性があります。

過払い金は、払い過ぎた利息のことです。かつて利息制限法を超えた金利で貸付けを行っていた消費者金融などの貸金業者へ、払い過ぎた利息を返還請求することが過払い金請求です。

アコムから借入をしていれば、誰でも過払い金が発生しているわけではなく、条件を満たしていなければ過払い金請求をすることはできません。

過払い金が発生するためには、10万円未満は20%、10万円から100万円未満は18%、100万円以上は15%という利息制限法を超えた金利で借入をしていることが条件のひとつです。

アコムは2007年6月以前までは、利息制限法を超えた金利で貸付けを行っていました。そのため、2007年6月以前からアコムから借入をしていた人や、取引をしていて完済している人は過払い金が発生しているかもしれません。また、アコムカードなどのキャッシングを利用していた人も過払い金が発生している可能性が高いです。

かつて、アコムをはじめ多くの貸金業者は利息制限法と出資法の上限金利である29.2%の間、いわゆる「グレーゾーン金利」で貸付けていました。利息制限法は違反しても罰則がなく、出資法は刑事罰の対象だったことも影響しています。

さらに、今では廃止されていますが、旧貸金業規制法には「みなし弁済」という制度があり、利息制限法に基づく過払い金の請求が抑えられていたという背景がありました。

しかし、2006年12月13日に貸金業法が改正されて、出資法の上限金利を利息制限法の上限金利と同じに引き下げることが決まり、グレーゾーン金利もみなし弁済も撤廃されています。

グレーゾーン金利で借入れをして返済していたのであれば、利息を払い過ぎていたことになります。その支払い過ぎた金額が「過払い金」として返還されます。しかし、ただ待っていても返還されるわけではなく返還請求の手続きをしなければいけません。

2007年6月18日までのアコムの金利は27.375%でした。その後に金利が引き下げられましたが、金利が下がった後も以前の契約のまま返済を続けている場合は、過払い金が発生しているということになります。

ただし、2007年6月以前に借入していた人が、すべて27.375%で借入していたとは限らず、借入金額によっても金利は変わるため、自分がどれくらいの金利で借入れをしていたのかを確認しなければ過払い金の返還額はわかりません。

また、アコムが発行していたカードにはショッピング機能が付いているものもありますが、過払い金に関してはキャッシングのみに発生するものです。ショッピングは立替金扱いとなるため、過払い金の対象にならないので注意が必要です。

キャッシングの返済をリボ払いにしていた人も過払い金を請求することは可能です。毎月の返済額が低く抑えられるため、リボ払いを利用する人は多いのではないでしょうか。

リボ払いは返済方法のひとつなので、金利が下げられる前にキャッシングの返済方法をリボ払いにしていたのであれば、過払い金が発生していることは充分考えられます。

リボ払いは返済額を変更しない限り支払う金額は変わりませんが、毎月の返済の負担が少なく済む半面、返済期間は長くなる仕組みです。返済額が少なくても長い間返済していれば、その分利息を多く支払っていることになるので、過払い金も大きくなる傾向にあります。

アコムに完済している場合の過払い金請求について

金利が下がる前にアコムから借入をして完済していれば、過払い金が発生している可能性が高く返還請求を行うことで払い過ぎたお金が戻ってきます。

また、過払い金請求の場合は、任意整理などと違って個人の信用情報に事故情報として掲載されないため、いわゆるブラックリストにのることがありません。

アコム以外の金融業者から借入があった場合でも、アコムからの過払い金が返還されれば他の金融業者への返済に充てることも可能です。金額が大きければ他の業者の借金も完済できる、もしくは大幅に減らせることになります。

アコムに完済している場合の注意点

アコムからの借入を完済している場合は、過払い金請求をすることに対してデメリットはないといえます。ただし、アコムからは手続き後は借入ができなくなると考えた方が良いでしょう。

アコムを完済してからの過払い金請求だけであれば、他の利用中のクレジットカードや、住宅ローン・自動車ローンの審査にも影響はありません。

過払い金請求には時効ある

過払い金は発生していることがわかっても、請求しなければ返還されません。しかし、いつでも請求できるかというと決してそうではなく、最後の取引から10年という時効があります。

最後の取引というのは借入をした日から起算すると思いがちですが、完済した日から10年という事です。時効を過ぎると請求できなくなるので注意が必要です。

アコムが倒産してしまうと過払い金請求ができなくなる

アコムは、現在は経営が安定しているので、過払い金請求にも対応していますが、万が一倒産した場合は過払い金が発生していてもお金は戻ってきません。

今は経営が安定していても経済状況は、いつどうなるかわかりません。時効まで余裕があるからと、のんびり構えていると倒産してしまう可能性はゼロではないので、少しでも早く手続きを始めることが大切です。

アコムマスターカードのショッピング利用がある場合は注意

マスターカードでショッピング機能が付いている場合は、過払い金請求と同時に解約扱いとなって利用ができなくなります。

ショッピングにも利用して残高が残っている場合は借金として扱われるため、完済とはなりません。スムーズな手続きのためにも、ショッピングの残高も完済しておくことが重要です。

アコムからの借入れやクレジットカードの利用ができなくなる

過払い金請求は個人の信用情報に事故情報は載りませんが、アコム内の情報には過払い金が請求されたことは登録されます。そのため、再び借入れすることやクレジットカードを作成することは難しいでしょう。

アコムに返済中の場合の過払い金請求について

過払い金請求は、基本的には完済した人が対象の手続きです。しかし、返済中でも過払い金が発生しているとわかれば手続きすることが可能です。

アコムに返済中の場合の注意点

返済中に過払い金を請求すると、過払い金の返還額が借金を上回っていれば、借金を清算し残ったお金は返還されます。借金の額に足りない場合でも、過払い金と借金を相殺することで借金を減らすことが可能です。

ただし、借金は減りますが借金が少しでも残った場合には、過払い金請求ではなく債務整理のひとつである任意整理の手続きとなります。

ブラックリストにのる可能性がある

借金が無くならない場合は、任意整理とみなされブラックリストに事故情報として登録されます。ブラックリストに登録されると一定期間は他の金融業者からも借入ができなくなるほか、クレジットカードを新たに作ることもできなくなります。また、各種ローンの審査にも影響を及ぼすこともあるでしょう。

アコムマスターカードのショッピング利用がある場合は注意

アコムマスターカードのショッピング機能を利用していた場合は、キャッシング機能だけでなくショッピング機能も使えなくなります。ショッピングの残高も借金扱いになるので、可能であればショッピング部分は残高を完済しておくと良いでしょう。

アコムからの借入れやクレジットカードの利用ができなくなる

アコムに返済しながら過払い金請求をすると、ブラックリストに登録されるだけでなく、アコム社内のブラックリストにも登録されます。借入はもちろんですが、クレジットカードも利用できなくなります。

アコムからの督促や返済をストップすることができる

過払い金請求を司法書士や弁護士などの専門家へ依頼すると、介入通知が届いた時点から返済をストップさせることができます。返済に困っていたり滞納していたりするのであれば、専門家へ相談してみましょう。

完済後?返済中?アコムの過払い金請求のベストタイミングはいつ?

過払い金の請求は、最後の取引から10年で時効を迎えます。完済している場合は、時効に気をつけて少しでも早く手続きをすることをおすすめします。現在、返済中の人で、返済が滞りなく進み完済する目途が立っている人は、完済してから過払い金請求をするとデメリットが少なくて済みます。

しかし、返済によって生活が厳しかったり督促に怯えたりする状況であれば、過払い金請求の手続きをした方が良いでしょう。

過払い金が発生していれば借金がなくなることもありますし、払い過ぎていれば戻ってくるお金があるかもしれません。もし、借金が残っていたとしても、任意整理に移行すれば毎月の返済額が少なくなって生活にも余裕が生まれます。

アコムの過払い金請求は専門家に依頼することが成功の道

過払い金請求は、自分でも行う事ができます。しかし、法律的な知識が乏しい素人が行うことは難しいのが現実です。司法書士や弁護士などの専門家へ依頼すると費用はかかりますが、手続きがスムーズに進みます。

アコムの過払い金請求を専門家に依頼するメリット

過払い金請求に強い専門家へ依頼した場合は、過払い金の支払い時期も和解が成立してから約3ヶ月程度とスピーディです。

自分で手続きするよりも多くの過払い金を取り戻せる

アコムは三菱UFJ銀行系の傘下なので、経営は安定が安定しているため、過払い金請求の交渉は良心的でスムーズに進む傾向があります。ただし、個人で交渉した場合は50%程度の和解金を提案されることが多いです。

過払い金請求に強い専門家へ依頼すると過払い金の回収率は70~80%、訴訟まで持ち込んだ場合は満額で返還されるケースもあります。

すべての手続きを専門家がおこなってくれる

過払い金請求に必要な取引履歴は、素人が請求しても思うように開示してもらえなかったり、交渉も貸金業者が有利に進めたりする場合があります。

しかし、専門家へ依頼すると、取引履歴の開示や和解交渉などを本人に代わって行ってもらえます。専門家が介入することで、貸金業者の態度も違ってきます。

また、過払い金請求は取引履歴から、利息の引き直し計算をしなければいけません。引き直し計算は、本来の利息で支払った金額と実際に支払った金額から過払い金を割り出すために必要な計算です。

計算は難しいものではありませんし、インターネットでは無料で計算するソフトなどもあり利用するのもひとつの手です。しかし、アコムなどの消費者金融から借入している人は、返しては借りるということを繰り返している人が多いのではないでしょうか。

そういった場合には、引き直し計算も煩雑になるものです。専門家へ依頼すれば、利息の引き直し計算も慣れていますし、正確な金額を算出してもらえます。

家族や会社に内緒で過払い金請求できる

法律の専門家である司法書士や弁護士には守秘義務があるので、相談や依頼した内容が家族といえども外部に漏れることはありません。自分で手続きをすると、アコムから郵便が届いたり訴訟になれば裁判所から連絡がきたりすることもあります。

そうすると、いくら家族に内緒にしたくてもバレてしまう可能性が大きいです。専門家へ依頼すれば、電話連絡や郵便物なども個人名で対応してもらえるので家族や会社に内緒で手続きをすることが可能です。

返済中の場合は督促や返済がストップする

返済中の債務であれば、専門家が介入した時点で請求や督促が止まります。手続き中は返済もストップできますので、生活を立て直すこともできます。

債務整理をするとブラックリストに載ってしまうと迷っている方もいますが、返済が3ヶ月以上遅れると延滞情報として信用情報に登録されるので同じことになってしまいます。返済が遅れがちな人や返済で日々の生活にも支障をきたしている人は専門家へ相談することをおすすめします。

アコムへの過払い金請求の場合、早期の解決を目指すのか、金額を重視するかで手続きが変わってきます。いずれの場合でも、交渉からはじまりますが、アコム側の和解提案が希望に沿うかどうかで交渉を続けるか訴訟に持ち込むのかを判断することになります。

過払い金請求に強い専門家へ依頼すれば和解であっても80%程度の回収率になりますが、満額の返還を希望するのであれば費用はかさみますが裁判も視野に入れることになります。

その場合は過払い金の金額によっては、請求しても金額的に不利になることもあるので、専門家と相談しながら手続きを進めていくことが過払い金請求を成功させるカギとなります。そのためにも、豊富な実績と経験を持つ信頼できる専門家へ依頼することが重要です。

過払い金請求は時効があります。過払い金請求の相談は無料で行っている専門家も多いです。専門家による無料相談などを利用して、少しでも早く相談してみましょう。

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過払い金に影響がある?アコムの経営状況と会社概要

アコムは2006年の6月18日以降のグレーゾーン金利の廃止と、借金を完済した方の遡っての過払い金請求の影響によって、2007年には約4400億円の赤字を出しました。それ以後コンプライアンスの遵守を徹底したり、大規模なリストラなどを行うことで徐々に業績を回復させていきました。

それでも2010年の改正貸金業法が施行された次の年の2011年3月の決算では、再び約2026億円という大きな赤字を出して、倒産まで危ぶまれたこともあります。しかしながら三菱UFJファイナンシャル・グループとの資本提携などを筆頭に、相互に利益の出る企業との繋がりを深くする戦略をとって生き残ります。

そして2012年の決算以降は一定の利益が出るまでには持ち直しているようです。したがって直近においてのアコムは、業績悪化による過払い金請求額に対しての影響は、他の金融会社よりは少ないといえるでしょう。

商号 アコム株式会社
取引履歴の取得先 0120-07-1000
請求書の送付先 電話番号:03-3222-2666
住所:東京都千代田区富士見2-15-11 東京公的応対センター(審査第二部)
公式ページ https://www.acom.co.jp/corp/
所在地 東京都千代田区丸の内2-1-1 明治安田生命ビル
貸金業者登録番号 関東財務局長(12)第00022号
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